たまごかけごはん

どこかで箸休めしたくて書きなぐったものです。

長く続くということの話

アイドルマスターが15年目に突入したそうです。

私がアイマスに触れてからももう11年。この11年間、私は1回も「アイドルマスターが終わるんじゃないか」って思わなかった。今日も明日も一週間後もアイマスがあることを疑わなかった。

これってすごいことだよねえ。ずっとそのテンションで、ずっとその水準で運営していけるというのは、本当に本当に素晴らしいなと。

 

ミリシタ2周年イベの「flyers!!!」のフルを聴いて、つい泣きそうになったよね…。確かにアイドルマスター2でジュピターになんとか勝とうと奮闘してたあの頃、まさかアイマスが東京ドームのステージに立つ日が来るとは思わなかったもんなあ。もはや想像すらしてなかった。

アニメで「ドームですよ、ドーム!」見たときですら思ってなかった。

 

だけど彼女たち(もはや彼らたちもいるけど)は、自らの足でその部隊まで辿り着いたんだよね。

無理だと言われてた夢も今はそこにあるんだよね…。

 

100万どころじゃない想いを乗せて歌を届けてくれるであろう彼女達が誇らしくてなりません。私は彼女たちの力に、勇気に、なれただろうか。

 

アイドルマスターというコンテンツが15年かけて積み上げてきた歴史、間違いなく伝説になる。

 

長く続くっていうことは、歴史が紡がれていくっていうことだと思う。仮に最初はなんの気なしでも、1番でなくても、それでも歴史は紡がれていって、紡がれた歴史は例え幕を閉じようと絶対に消えることがないものになる。

 

私は中学生の時に銀魂の土方さんに恋に落ちて、どれだけ他によそ見しても私の本命は土方十四郎だとずっとずっと言い続けてきて、大学の時に黒子のバスケの黄瀬涼太を彼氏にした時もそれは揺らがなかったんですけど、その時にツイッターの名前に「黄瀬」って苗字をつけたり、フォロワーを巻き込んで夢女子爆発させたりしてたらその「黄瀬」を取る機会がなくなって、どのフォロワーにもイメージカラーは黄色って言われるようになって、私が黄瀬涼太と付き合ってからもう8年くらいになるんだけど、土方さんが大本命だったとしても、涼太と過ごした8年はとてもとても大切なものとして私の中に確実に君臨していて、過去の気持ちに勝つことはなくとも、絶対的に揺るがない愛になることはあるんだなと。

 

それってめちゃくちゃ強いなって。

すごい根気のいる話だし、すぐにどうこうならなくてもどかしいかもしれないけど、でも何とか貫き続ければ、そこに歴史は紡がれていくし、紡がれた事実は消えない。

 

地道に進んでいくのがめちゃくちゃ似合う、絶対に下を向かない、誰とも違うストーリーが似合う女達が好きで好きで堪らない。

多分憧れるから。私もそうなりたいと願っているから。

弱いだけの女より、我慢とか背伸びしても、カッコつけた自分が好きだから。

だから私も、夢見る心に翼をあげたい。がんばるよ。

 

私にとって765のアイドルたちはこの11年間、まごうことなきアイドルだった。

そして、これからもアイドルなんだ。

 

今日を精一杯生きる姿をちゃんと見てるからね。